カルチャーエッセイ

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真冬の白川郷

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  • 2016.05.18 22:43

 

                                                                                                                      

                                                                                                               白川郷   2016  2  6

 

 

 

真冬の白川郷

 

 

日本に行く前には、勉強の合間合間に旅行もできはしないかと期待していたが、学校についていくのに忙しく、思い通りにはいかなかった。わたしの詩に日本の作曲家が曲をつけ、東京で二千人規模の音楽会が二度もあったのに、それにも行けなかったほどだ。

 

9科目に及ぶ秋学期全体を範囲とするすさまじい量の期末試験を終えて、やっと息をつくことができた。電車で二時間ほどの距離でならどこがいいだろうかと考え、小さな都市に規模のある美術館ができてからというもの観光客が押し寄せるようになったという金沢や、友だちが推薦する町全体が温泉という城崎のことが頭に浮かんだ。

 

久しぶりに朝、テレビを見た。週末の旅行地を紹介しており、岐阜県の白川郷が目についた。合掌造りという古く独特な茅葺家屋が集まっている集落で、ユネスコ世界文化遺産でもある。韓国のテレビや新聞でも見たことがあり常に関心があったが、その村の名前が思い出せなくて、ここの人々にも聞いてみたが、日本には世界遺産がたくさんあるせいか、はかばかしい答が得られなかった。

 

ちょうどそんな折に、まさしくその場所がテレビに出るとは不思議なことだった。そんなときは神さまがわたしの心をお読みになったのだと思った。すぐに京都駅にいき、JRに乗って金沢に向かった。そこで白川郷に行くリムジンバスに乗らなければならない。バスは予め予約が必要とは聞いていたが、一日に路線も多いのでまずは電車に乗ってからバスを予約しようとしたが、終日満席で白川郷の宿泊施設も全て予約済みだという。胸がどきどきした。電車は既に走っており、下手をしたら野宿するはめになるかもしれない。

しかたなく金沢で降りて一日泊り、レンタカーを借りて白川郷に向かった。雪に覆われた高い山脈を眺め、その前を流れる真っ青な川にかかる橋を渡ると、写真で見たあの有名な茅葺屋根の家が百軒ほど大小あまたに入り混じって雪をいただいて立っていた。長い歳月外部世界と断絶されてきた山岳地帯に広がる昔の集落が目に眩しい。

 

どこも60度の傾斜をもつ茅葺屋根の家だが、ススキを積み上げた茅葺屋根は防水装置がなくても雪や雨でも水を漏らさないという。昼食のためある家に入ると、その中があまりに広い上に、45階建ての高さがあって驚かされた。昔の所帯道具を展示した茅葺の博物館と茅葺の茶店も興味深かった。冷たい床の間の真ん中におかれた囲炉裏を囲んで座り、熱い茶を飲み、昔の人が起居した2階と3階の寝間と台所、そしてお仏間をのぞいた。

 

あちこちに列をなす中国人たちを見ると、何度電話しても部屋がとれないことの理由がわかった。観光を始めて間もないのであれば、ソウルのように大都市である東京や京都、大阪に行くのが定石のはずだが、日本のいくつかの地域で既に中国人たちは沸き立っている。それは中国人たちが日本の地方の名所をたくさん訪ね歩いているという意味でもあるが、日本がさまざまな地域を訪ねて行けるように、便利な交通便やビザの緩和、食べもの、見どころ、親切が溢れるサービス等、観光に心血を注いできたという意味でもある。

 

安倍総理を中心に熱意と精誠を込めて観光を強力に押し進めており、各国の外国人専門家たちが自身の国の人々の旅行の特徴を語り、遠くからの観光客は二週間以上とどまり、近隣国家からの観光客は23日とどまるという統計結果をもって深層討論しているのもテレビで見た。

 

その度ごとに韓国のことを思わないわけにはいかない。韓国にもソウルの北漢山はもちろん、江原道の秀麗な渓谷、南海の美しい島等、いくつかの地方に隠れた魅力があるにもかかわらず、それにふさわしいスケールで知らせることができていないことが悔しい。わたしが知っているたくさんの日本人はソウルに来ると扶余に行きたがる。彼らの遠い先祖の生きた、その根を訪ねようというものだが、交通や観光インフラはあまりに残念だ。

 

韓国に来る中国人の水準とお金を使う額数も日本とは差があるという。しかも、韓国人は日本に一度だけ行くのではなく何度も行くのだから、韓国を訪問した外国人も再び訪れてくれることを願いつつ、安いから行く国ではなく、どんなに高くてもぜひ行ってみたい国になるように、ひとつひとつ作り上げていく努力が切実に求められる。

 

空気が特に爽快な白川郷は四季それぞれが素晴らしいというが、傾いた茅葺屋根の家が白い雪に覆われる冬が一番有名だ。桜を詠った詩碑が立ち、趣のある水車ときれいな水の温泉が山に隠れている。

 

そこに住む人に一年のうち七ヶ月が寒いこの山の中の谷間になぜ住んでいるのかと聞くと、空気と水があまりにきれいで都市には出ていけない、住めば都といった。村を壊し現代式の建物に変えることなく、寒さと不便さを甘受して長い歳月その命脈を保ってきた特異な人生と純朴な心を見つめながら、ここを訪れる人々とわたしは何を学び感じなければならないのだろうかを考える。

 

 

 

 

 

山を背にした明澄な川を渡ると隠された150年前の藁葺き集落が  - 2016  2  6

5階建ての合掌造り藁葺き家屋  - 2016  2  6  白川郷

茅葺家屋内部の広い客間と寝間 - 2016  2  6 白川郷

 こんなに小さなものでも厚いススキの茅葺屋根は雪も雨も漏らさない

 池の真ん中に浮かぶ合掌造り家屋  - 2016  2  6 白川郷

 

 

 

 

 

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李承信  詩人、エッセイスト、孫戸妍短歌研究所理事長 

梨花女子大学英文科、ワシントンジョージタウン、ニューヨークシラキュス大学院卒業

京都同志社大学在学中

放送委員会国際協力委員、サムスン映像事業団 & 第一企画製作顧問

 

著書 - 癒しと悟りの旅路、息をとめて、沖縄に染まる

花だけの春などあろうはずもなし、あなたの心で花は咲く

 

 

 

 

 

 

 

 

                     







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