カルチャーエッセイ

본문

リュクサンブール公園

  • 비추천 0
  • 추천 0
  • 2014.08.14 20:36

 

 

 

                                                                                                      2014   7  22 

              

 リュクサンブール公園を歩きながら

                  Jardin du Luxembourg 


 

 

パリで久しぶりにソルボンヌの学生たちが主に利用する宿に泊まることになった。

 

南仏でシャガール聖書美術館、マーグ美術館、レジェ美術館、ヴァロリスとアンティーブのピカソ美術館を駆け足で見て、リヨンに寄って印象深かった丘の上の聖堂を見に港町のマルセイユに行った。

 

財布に気を付けるようにと耳にタコができるほど聞かされたので、実際にバッグを脇にしっかりはさんで注意し、周囲には人もそれほどいなかったのに、しばらく港を歩いて気がつくとバッグの中の財布を持っていかれていた。

 

舌を巻くしかない世紀の技術に顔が火照ってしまった。

 

丘の上から切り立つような地中海も見ずに、すぐにパリへ来た。予定がいっぱいなので家に行くこともできなかった。ホテルをキャンセルして以前泊まったことのある大学寄宿舎の近所の宿所に行くと、英語が上手だった知的なお婆さんは一線を退いており、その息子が出迎えてくれた。

 

EU国家間がビザなしで往来できるようになってからというもの、ルーマニアから来たスリたちがパリをうろついているので気をつけろとのこと、既に後の祭りだ。

 

緯度の高いフランスの5月、6月は朝は7度、昼は145度でヒーターもなく寒かった。食べ物もなく、すぐに全てのことが制約を受けて情けなくはあったが、よいこともあった。学生のように若返った気分で学究熱があふれてくるし、市内中心部の町なので歩き回るのも安全で、何よりもすぐ横にリュクサンブール公園がある。

 

小国ルクセンブルク(Luxembrug)と同じ綴りでフランス式にリュクサンブールと呼ぶ。私が何年も通ったニューヨークのセントラルパーク、ワシントン市内の余裕に満ちたナショナルモールとロンドンのハイドパークのように、パリ市内にもとても大きな空間の美しい公園があるのだ。世界的な都市となる条件は、その都心に市民のための大いなるスケールの公園があることではないかと思わされる。

 

大きく逞しく育った木々、カクトゥギ(大根キムチ)のように四角に刈られたいつ見ても独特なマロニエの街路樹通り、大きな植木鉢に植えられて見栄えの良いからし色の木、大きな池に浮かぶ鴨の群れ、さまざまなパステル色が美しい花畑、銅像、それに博物館、美術館、子供たちの遊び場、老人たちがペタンクという球技を楽しみ、たくさんの人々が周辺の緑に溶け込むような自然色の金属製のベンチに座って本を読み、陽をあびている。

 

近くから来たソルボンヌ大学の男女学生たちが談話や討論する姿は健全そのもので新鮮に見え、やがて世界という舞台で肩を競い合うことになる我が国の青年たちのことを思った。

 

公園の美術館ではナポレオン夫人だったジョセフィーヌの肖像画展示会が開かれていた。こじんまりとした公演会場が見えるので公演もあるらしい。

 

こんなにもよい公園を見ると、自国民と世界の人々のためにこれを作ってくれた国のことがありがたく思われ、広い庭園に垣をめぐらせて一人楽しむよりも、大勢でともに楽しむ方が遥かによいことを実感する。

 

アメリカ暮らしから韓国に帰ってきてからは、家の横にある社稷公園にまた行くようになった。長く住み暮らした韓屋の庭園が道路拡張のため切り取られてしまってからは、なお足繁く通うようになった。

 

世紀的な都心の公園とでは、規模やすみずみまで目を配った手入れ等の内容面で差があり、瓦でずっと繋がっていた光化門の韓屋を壊しただけでなく、最近は公園の入り口までアパート団地が建てられたことは悲しいが、ここには幼いころ、近所の人々が集まって白黒映画を観た思い出があり、今はなくなってしまったが、門のすぐ横にあった樹齢五百年を越える一抱えもある欅の木を触りながら学校へ通ったこと、懐かしい父と散歩した思い出が胸の奥深くにあるので、来るたびごとに常に新しい。

 

うまく作られたリュクサンブール公園を歩きながら別の空間、別の時間帯の思い出に浸った。

 

心の中に刻まれた故郷とはそういうものだろうか。

 

 

            公園にはたくさんの人々の思い出があるだろう

 

            時代により消え去ってしまいもするが

            二つの目で見た

            その記憶の霊は今もそこに生きているだろう

 

            私たちの胸にあるならば

 

 

 

 

 


マロニエの木を真四角に刈った公園の街路樹  -  2014  5 16

久しぶりの日差しにパリジェンヌたちが公園にあふれ出た 

公園で談話と討論、近くのソルボンヌ大学生たち

 フランスの老人たちが楽しむペタールゲーム

 広々とした公園の中の博物館、その前には花の庭園と大きな池

公園美術館で開かれているナポレオン夫人‘ジョセフィーヌ’肖像画展
 

パリジェンヌたちが日差しを楽しんでいる  -   2014  5  31

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                           








추천 0 비추천 0

트위터 페이스북 미투데이 다음요즘 싸이공감 네이트온 쪽지 구글 북마크 네이버 북마크

댓글목록


회원로그인
회원가입     아이디/비번 찾기