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なぜ京都なのか? 日本語版が出版する

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  • 2022.12.16 14:23

 

  

 

 

 

 

 

なぜ京都なのか?

 

2011年の東日本大震災に際してあふれ出た一行詩の短歌集と現代詩集が、日韓両国の新聞で同時にとりあげられ大きな話題を集めた詩人の李承信は、2016年に京都の同志社大学を卒業して出した『李承信のなぜ京都なのか』1、2で文学賞を受けもしたが、その二冊がこの度日本語版として出版された。

 

韓国唯一の短歌歌人として韓国よりも日本でより有名な母である孫戸妍の意志を継ぎ、日韓関係の友好とその増進に努めてきた。今度出版された本には、日韓関係の重要性をはじめ、同志社大学での勉強の話、同志社を卒業した鄭芝溶と尹東柱の話、勉強しながら済んだ出町の話、隠しておきたい京都の名所等、119篇の京都の話が集められており、いずれも興味深く食指をそそられる。

 

韓国詩人の目で見た日本と日本人の話を読めば、日本と日本人に対する読者の眼識が変化するはず、と著者は言う。韓国語版、日本語版の全四冊の出版に八年を要しもした。

 

「李承信の京都晩学は、ずっと昔の私の京都での暮らしを思い出させる。最もローカルなものが最もグローバルな時代にアナログ的感性で日本文化の核心である京都をながめ、その暖かな心を詩とエッセイであらわしている。この美しい気づきの文章は京都の実存とその意味を接点として私たちと日本との関係を改めて考えさせてくれる。」 

 

李御寧 文学評論家

 

「千年を越える日韓文化交流の痕跡と日本特有の文化遺産を詩的感受性でながめる李承信先生のこの美しい119篇の文章は、日常の中で鈍くなった私たちの感性を純粋なものに返してくれることだろう。深い感銘をもたらすこの本が、日韓間の政治、外交関係を正常なものに戻すことにも大きく寄与してくれることを切に願う。」

韓昇州 高麗大学名誉教授

 

 

詩家 出版 02-722-1999

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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