カルチャーエッセイ

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再び京都

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  • 2018.12.31 09:09

 

 

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李承信ので書くカルチャーエッセイ


 

再び京都

 

 

 再び京都です。

アメリカから帰国してすぐ、時差もそのままでどうしようかとも思いましたが、ずっと前の約束を守るために1年ぶりに京都に来ました。

 

ソウルにいるときは遠くに感じていましたが、1時間10分で飛行機を降りれば、昨日もいたかのように親しく感じます。

 

久しぶりに京都に来たので、ちょっと前までアメリカにいたことを思い出し、自然と二つの国を比較してしまいます。はるかに長く暮らしたアメリカは故郷のように親しみがありますが、15時間の飛行を思うと、乗ったらすぐ降りる日本のほうによく来ることになるだろうという予感がします。

 

沈鬱なソウルから来てみると、日本は今全然別の雰囲気です。何年か前から心血を傾けてきた東京オリンピックがだんだん近づいてきるせいか熱気づいていて、経済は順風満帆、求人企業はあまたあるのに人手不足、そこに何日か前には2015年の万博博覧会に大阪が選ばれ、全国がわき立っています。

 

考えてみると、ニューヨークやワシントンでの4週間、お店や食堂で白人従業員を見かけませんでした。米合衆国とはいいながら、だんだんとヒスパニック、黒人、東洋人が増加の一方にあることを実感します。白人ではない人種の総数が白人を超えたとは、トランプが America First、移民絶対反対を叫ぶのも現場で理解できました。

 

ここ日本も海外から多くの労働力を呼び寄せることが移民かそうでないかをめぐり、国会で論争しています。わたしの泊まるホテルの従業員もほとんど外国人です。

 

人口120万人の京都は、11月末のこの時期に紅葉狩りの観光客でにぎわいます。THAADのためにソウルに中国人が来なくなった年から、その数字を日本が吸収しています。

 

私がしばらく滞在している祇園は、ソウルでいえば明洞ですが、異なる点があるとしたら、明堂にはなくなってしまった歴史がここにはあるということです。にぎやかな祇園にも千年の歴史がそのまま息づいています。

 

急増した中国人、韓国人だけでなく、金髪の西洋人もたくさん見かけます。彼らは相変わらずここが好きで惚れ込んでいて、がまんしようとしても財布を開いてしまいます。誰もが好きになるこの妙な環境の中を世界の人々が混ざり合って歩いています。

 

どんな美人、どんなによいことでも厭きてしまうものですが、なぜここはそうならないのだろうか、歩きながらあれこれと考えに考えましたが、どんなに考えてもそれはやはり歴史のせいです。

その深さです。ちょっとくたびれて何でもないように見える家や路地の石灯籠ひとつに、深く沁みこんでいる歴史の綾、その目にみえないものに人は本能的に心が惹かれるようです。

 

私たちが壊し、滅ぼし、新たに作り直してしまうものを、数百年間その不便に耐え、先祖の魂を守りとおしてきた人々が受けて当然の祝福なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 


うらびれた旅館でもその奥は驚きの日本

くたびれた石灯籠ひとつ

 着物を着ているのは大部分中国人

 

 

 

 同志社大学、尹東柱の詩碑前で尹東柱についてスピーチ

 

 

 

 

      

  

 

 

 

 

 

 

 

 

                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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