カルチャーエッセイ

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鞍馬温泉

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  • 2016.05.18 22:54

 

                                                                                                                                                        2016   2  19

 

                                               

 鞍馬温泉

 

 

韓国人が日本旅行で最も楽しみなのが温泉だ。わたしもそうだ。

 

ところで、遊びにきたのではなく勉強にきたせいもあるが、日本のそこらじゅうにある温泉が京都にあるという話を聞いたことがない。

 

遠くによい温泉があるという話を聞いても行く時間がなく、春が過ぎ夏が過ぎた。秋になって秋学期が始まるころになってようやく、この近くに温泉はないかとまわりに尋ねてみると、京都市内にはなく、電車で行けば有名ではないが鞍馬と嵐山に温泉があるという。

 

嵐山は行き方が複雑だが、鞍馬はわたしの住む部屋の近くの鴨川の短い橋を渡った出町柳駅から電車で20分行った終点だ。わたしは急用のためソウルで地下鉄に乗ると、決まって他のことに気をとられ駅を二つ三つ乗り過ごしてしまい、右往左往してよけいに時間がかかってしまうので、普段はあまり乗らない。日本で電車に乗っても同じだが、終点であれば乗り過ごす心配もない。

 

初めて鞍馬に行ったとき、人々がいっせいに降りるので終点かと思い、わたしも後について降りたところ、そこはいくつかの小さな滝が落ちる長い渓谷を抱えた趣のある田舎だった。ところが、次の週に終点で降りてみると、先週とは全く違ったところだった。聞いてみると、先週わたしが降りたのは終点の鞍馬ではなく、その一つ手前の貴船だった。結婚の縁を結ぶという神社や温泉があり、驚くほどロマンチックな雰囲気があるので、カップルのデートコースとして有名なところだ。

 

二ヶ所とも心安らぐが、地味な鞍馬の方により足は向いた。費用も安く何より終点なので乗り過ごしの心配がない。特に試験があるときには必ず訪ねた。勉強のためだ。六畳のわたしの部屋は狭いので鞍馬を選んだ。駅を降りても特に見るべきものもないが、山を覆う鬱蒼とした杉の森の空気が胸に染みとおる。駅前に待機している温泉からの送迎車が温泉まで連れて行ってくれる。

 

小さな駅の駅前を左に行くと、伝説の武士が修練したという鞍馬山と、その裾野の鞍馬村の象徴である大きな赤鼻の天狗の顔の像が見える。鞍馬神社を過ぎて間もなく鞍馬旅館温泉に着く。旅館には部屋が三つしかなく露天風呂がある。露天風呂は日帰りの利用客が多い。 普通、旅館にある温泉は宿泊客だけが入れるようになっており費用も高い。韓国では事情もよく知らずにただ旅館一つとっておいてというが、日本は旅館がホテルよりはるかに高級で高価だが、これはよい個人サービスがあるからだ。

 

インターネットでの広報をよくしているせいか、欧米からの客もかなりいって韓国人もいる。

 

石段を上り、露天風呂にしばし浸かり、また石段を下りて旅館の静かな食堂でそばや豆腐料理をお腹の足しにして、翌日からの試験勉強をする。真冬に一石二鳥だ。

 

京都市内より北側なので、京都には降らない雪が舞うと、その雪を浴びながら暖かい温泉を楽しむ味がある。難しい授業だらけの秋学期の間中、授業の後に鞍馬温泉に行く日のことを指折り数えて待ち続けた。

 

遅ればせながらも、ヒーリングによい憩いの場が見つかったからだ。

 

 

 

 

 

 

   出町柳駅から終点鞍馬まで20分乗って降りた電車

鞍馬渓谷 下には小川が流れて  - 2016  1

 

   露天風呂に続く石段、後ろには鞍馬山 – 鞍馬  2016  1

温泉につかった後は試験勉強 – 鞍馬温泉の食堂   2016  1  

 

 鞍馬の露天風呂 前の山には春の桜が咲き、後ろの山には秋の紅葉が散る

            

 

 

 

 

 

 

 

 




 




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