カルチャーエッセイ

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チャペル

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  • 2015.09.07 22:12


  同志社大学のチャペルの前の4本の梅                                                              2015   8   3

  

                         チャペル

 

 

私は京都の同志社大学がクリスチャン大学だから来たわけではない。
しかし、設立者の新島襄がクリスチャン精神にもとづき建てた学校であり、
キャンパスの真ん中に古いチャペルがあることはありがたい。

 

1875年、140年前アメリカのボストンのアンドーヴァープレップスクール、
アマースト大学とアンドーヴァー神学大学を出た新島襄が建てた学校の最初の建物がこのチャペルであり、
日本の重要文化財であるその建物を保護するため、一日に30分間だけ開かれる。

私はできるだけ毎日行ってはお祈りした。
ステンドグラスが鉄のフレームではなく木のフレームでできた特異で美しいチャペルに座っていると、
ずっと昔ソウルで通った似たような歴史のある梨花女子大学のチャペルが思い出されもする。

 

チャペルのすぐ前には、この学校の象徴であり新島襄の哲学でもある梅の木が4本立っており、
その横には彼のつくった梅の詩、有名な短歌一首が詩碑に親筆で刻まれている。
難しいばかりの勉強に疲れると、設立者の信仰と梅を植えた意味を思いつつその一行詩を眺めることになる。

 

ところで、3万余名もいる同志社の学生は、
そうしたことを知らないのか古色のレンガの美しいチャペルにはわずか何十人かが集まるだけで、もったいないばかりだ。

 

同志社の学生がその学生時代に礼拝に出て、聖書を読む機会をもてたらいいのにと思う。
彼らにはこの学校を建てた新島襄のクリスチャン精神を知る必要があるからだ。
新島襄は教育家としてだけでなく、日本で全国的に尊敬されている素晴らしい人物で、

彼の生前の足跡を訪ね歩く巡礼客も多い。
昨年、彼とその妻である八重をテーマとしたNHK大河ドラマのため、さらに有名になった。

 

私が通った梨花女子中学校は、聖書勉強の時間と朝ごと露天劇場で3千名の礼拝があった。
梨花女子大学では月水金の昼食時間に、

教授たちが順番に司会をつとめる礼拝に参席しなければ単位がとれず卒業できなかった。
当時はそれが時間の浪費のように思われ不満だったが、後のそれが人生の大きな恵みであったことを知った。

 

学業に忙しくて時間がないとか、宗教は自由だとか、
政府から予算を受けているので強圧的にできないとの声も聞こえる。

同志社大学の勉強量が多いのは事実だが、人生を長くみるとき、大学時代に知識を詰め込むことも重要だが、
その繊細な年齢のときに人生の根源問題について考えておくことはもっと重要なことだと私は思う。

 

善なる心の持ち主の多い日本に、クリスチャンがわずか1%で、
この有名なクリスチャン大学のチャペルに学生が集まらないことがとても残念だ。

 

私は韓国のクリスチャン学校の影響でその後クリスチャンになった。人間には限界があり、

生きてみれば壁にぶつかり、いつかは神を求めるようになる。少なくとも同志社大学を出た卒業生は、

新島襄のその素晴らしい精神を受け継ぎ、
これからの長い人生を正しく方向づけることができることを願ってやまない。

 

人間関係が重要だとはいうが、神との関係も重要だと思う。
私は今、日本のクリスチャン大学で勉強できることが、ただ嬉しくて有り難い。

 

 


 

真理は寒梅の似し敢えて風雪を侵して開く 

                                                                                      新島襄

 

 

 

 

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一学期、期待以上の多くの時間を費やし、科目ごとに学期末試験を終えました。

さまざまな文章のテーマを自ら定めて書き、それを賛成派と反対派に分かれて討論もしました。

その文章のひとつをここに移します。

 

 

 


             

同志社大学の象徴であるチャペルの前の4本の梅の木

             

2月の寒さの中で咲いた梅の花に実った真夏の梅の実  -  2015  7  11 

日本重要文化財である同志社のチャペル側面  -  2015  7  9

 
ステンドグラスが特異なチャペルの中、右側に創立者新島襄の肖像画 

 チャペルの前、新島襄の‘梅花’の詩碑。写真右には尹東柱の詩碑も -  2015  7  2

 

 

 

 

     李承信 詩人、エッセイスト、孫戸妍短歌研究所理事長   著書 – 逆さに回る時計、慰めと悟りの旅路、

                               息をとめて, 沖縄に染まる、あなたの心で花は咲く、他多数 

 














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