カルチャーエッセイ

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Joan Baez

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  • 2013.08.28 13:43

 
                                                                                        2012   11  18 

 

Joan Baez 

  

 

     How many roads must a man walk down 

 

 before they call him a man

 How many times must the cannonballs fly

 before they are forever banned

 The answer my friend is blowing in the wind

 The answer is blowing in the wind

 

 いったいどれだけの道を歩けというのか

 人としての扱いを受けるために

 いったい何発の砲弾を打ち合えば気が済むのか

 それが永遠に禁じられるために

 その答えは、友よ、風の中

 答えは風に舞っている

 

 How many years can some people exist

 before they 're allowed to be free

 How many years must one man have

 before he can hear people cry

 The answer my friend is blowing in the wind

 The answer is blowing in the wind

 

 いったいどれだけの歳月を耐えれば

 自由になれるというのか

 いったいどれだけの歳月を送れば

 人々の泣き声が聞こえるようになるのか

 その答えは、友よ、風の中

 答えは風に舞っている

 

 

誇り高きPSYがビルボード1位に登ることを願いながらも、その歌詞を覚える気まではない矢先に、ジョーン・バエズの自叙伝が出たという知らせが届き、再び口にしてみた彼女の ‘Blowing in the wind’の詩的な歌詞だ。荒削りな翻訳に多少手を加えたが、歌詞に込められた意味と精神は、見識に溢れた彼女の知的な洗練美に加え、全世界が歓呼し、そのスピリットに共感した時代を思い浮かべさせるのに十分だ。

 

私が彼女に会ったのは1970年代後半のよく晴れた5月7日のことだった。

 

ワシントンのジョージタウン大学で勉強していた頃、ボストンにしばらく滞在し、ハーバード大学の書店に寄ったところ人垣ができているので、何ごとかと思って近づくとジョーン・バエズの著書サイン会だった。ソウルの大学でギターを弾き彼女の歌を歌ったこともある私にとっては幸運だった。

 

簡単なスピーチと本のサインをしてくれた彼女に、“I am Sunshine Lee from Korea and it is nice meeting you on my birthday”と声をかけると、“Happy birthday!”といってにっこりと笑いながら握手をしてくれ、たった今受取ったばかりのバラの花をくれたかと思うと、屈強そうな4人のボディガードに囲まれ手を振りながらどこかへ消えてしまった。

 

化粧気のないその印象が強烈で、魅惑的だったので、私はその後もボストンに行くたびに、その書店で本を選び、思い出にひたりもした。

 

恋人であるスティーブ・ジョブズがくれたワードプロセッサーで書いたという彼女の自叙伝が出たのが1987年だから、それ以前の出来事だ。

 

彼女の魅力と感動は、歌のうまい歌手としてよい曲を作り出す音楽にのみかかわるのではなく、その素晴らしい才能を通し、自身の信念である非暴力抵抗と平和運動を国境を越えて世界に繰り広げたことだ。

 

「音楽だけでは十分じゃないわ。この時代が投げつける重要かつ現実的な問いかけ、どうすれば人類が互いに殺し合うことをやめさせることができるのか等について苦悩することがなければ、美しい歌が何になるっていうの」

 

 

 How many deaths will it take till he knows

 that too many people have died

 The answer my friend is blowing in the wind

 The answer is blowing in the wind

 

 いったいどれだけ多くの死が必要なのか

 あまりにも多くの死があったことを悟るのに

 ~ ~

 

ビルボードの順位やアルバムの販売数は知らないけれど、彼女は私たちの胸に、そして歴史に残ることだろう。

 

わけもわからずその微笑みとバラを受取ったけれど、

これからもずっと、その情熱と意志、世界の心を結びつける彼女の美しいソフトパワーを私は心に刻み続けることだろう。

 

 

          真っ赤なバラを

          若き日にジョーン・バエズにもらった

 

          その熱情の光と

          耳にした声が

          そのままこの胸に刻まれている

 

 

 

 


 

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