中央日報 2016 11 7
詩心はひとつ、韓米日青少年自作詩朗読
マーク・リパット駐韓アメリカ大使、キャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使、長嶺安政駐韓日本大使、柳津豊山 グループ会長等の主要人士たちが参席した。
豊山高主催3カ国詩の朗読大会 家族の伝統を主題に40余名が競演 キャロライン・ケネディ大使、マーク・リパット大使、 長嶺日本大使、柳津豊山会長等参席
‘わたしが母を毎日みて / 一緒にごはんを食べるように / 母も / (中略) / わたしを掴む手にはわたしを愛する心と / わたしのために祈った時間が / 余すところなくその暖かな脈拍の中に残っている’ ( ‘外祖母’ビョン・ジェイル 豊山高1年)
韓国・アメリカ・日本の青少年たちが家族と伝統を主題とする自作詩の朗読を通して、心をひとつにした。慶北安東の豊山高等学校の主催で、11月6日ソウル西大門区豊山ビルディングで開かれた‘IPEP (International Poetry Exchange Project) Korea 2016’での出来事だ。この日の行事には3カ国の青少年40余名が参加し、各国の言語で書いた詩で競演した。マーク・リパットアメリカ大使、長嶺安政日本大使、キャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使、柳津豊山グループ会長(豊山高財団理事長)が参席した。
青少年たちが落ち着いた声で自作詩を発表するごとに、客席から大きな拍手が鳴り響いた。 彼らは何週間か前から詩を書き朗読を準備した。行事では理解を助けるために3カ国語に翻訳された発表作が予め配られた。審査は韓国の李承信詩人等、3カ国の詩人が務めた。
優勝は自作詩‘What I’m Made Of (わたしの本質) ’を書いたアメリカのアンダーソン・ゴメス(マーブルヒル高校12年生)。彼は「詩を通して言語の障壁を越え、明るい未来を夢みる時間だった」と語った。‘外祖母’で2位だった韓国のビョン・ジェイル君は、「文化が違っても思う心は同じだということに気づいた」と語った。
この行事はもともと、キャロライン・ケネディ大使がニューヨークで教育奉仕団体‘ドリームヤード (DreamYard) プロジェクト’とともに行ってきた事業だ。彼女が2013年に駐日大使として赴任後にアメリカと日本の学生たちが参加する国際行事となり、昨年末からは豊山高校の学生たちも参加するようになった。ビデオ通話を通して詩の交流をしていたが、昨年3月、日本の東京に初めて集まり、詩の朗読行事をもつにいたった。
柳津会長は、「世界の学生たちが詩を通して互いの文化を共有し、友情を育む機会になった」と語った。
イム・ソンヨン記者 youngcan@joongang.co.kr
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