中央日報 2014 12 19
映画‘建築学概論’に出てくる家
韓屋体験カフェとして22日公開
映画‘建築学概論’に登場するソウル西村の韓屋が‘韓屋体験カフェ’として生まれ変わり22日から一般に公開される。主人公ソヨン(ベ・スジ)とスンミン(イ・ジェホ)が、古い路地を歩く途中で空家となっている韓屋の門を開けて入り、みずみずしい心を分かつシーンが撮影された場所だ。劇中ではソウルの貞陵にある設定となっているが、実際は鐘路区楼下洞103番地であり、最近では西村と呼ばれているところだ。
この韓屋の主人である李承信氏は、この地域を故郷とする地元詩人だ。李氏は「以前住んでいた美しい古宅の韓屋が道路拡張のため取り壊されてしまい、名残り惜しさに執筆のための空間を近所に求めた。これまであまり足を運ばなかったが、映画の封切り後は初恋の純粋な感動をかみしめようと訪ねてくる方たちが多いので、内部を装い公開することにした」とその経緯を説明し、「詩の朗読会、音楽会、美術展示会、講演会等の行事等が開かれ、恋人たちのプロポーズがなされる、由緒ある芸術の故郷としての西村の美しい文化芸術空間になるでしょう」と語った。
ソウル鐘路区楼下洞‘韓屋体験カフェ’の門。‘建築学概論’に登場したままの姿
イ・フナム記者 hoonam@joongang.co.kr