日本、青森と京都、詩人と旅立つ感性文学旅行
青森県十和田市にある渓谷、奥入瀬渓流の風光
日本は韓国人が最もよく訪ねる週末旅行地だ。多数の航空便と短な移動距離、安全な治安のおかげでいつでも気楽に訪れることができるためだ。すばらしい風光と独特な文化、日本ならではの異国情緒を楽しむことができる。この秋、もう少し独特な旅に出るのはどうだろう。それこそ、日韓文化交流の一等功労者にして‘短歌’の継承者として知られる‘李承信詩人と旅立つ日本、青森京都大阪紅葉旅行’だ。 ◆ 短歌名人とともに過ごす特別な旅程
李承信詩人は母孫戸妍歌人の後を継ぐ二代目短歌歌人だ。短歌で日本人の心と魂をいたわる李氏は、国内はもちろん日本でもとても愛されている。 最初の旅程は青森。青森国際空港を出て最初に訪れるのは青森観光物流館アスパム。ここは青森をアルファベット‘A’のイメージに形状化した三角形の建物で、地上十五階立て、内部には青森情報発信施設とお土産コーナーがある。 二日目は六ヶ所村に移動し、日本人が一九九七年に太平洋の見えるところに立てた孫戸妍歌人の愛の短歌一行が刻まれた歌碑を見学し、真向かいの青森文化館にて李氏の母、孫戸妍歌人の歌碑がそこに立てられた背景と‘親子の文学’についての講演がある。その後には十和田湖とその周りの由緒ある遺跡地を巡る。十和田湖は二千余年前の火山活動でできた二重カルデラ湖で、海抜四百メートルに位置する大きな湖だ。伝統温泉を毎日楽しむことができる。 ◆ 青森-京都-大阪 色とりどりの紅葉狩り
秋旅行の定番である京都も訪ねる。釜山よりも南に位置する京都は、十一月末が紅葉の一番の見ごろだ。高台寺、園徳院、三年坂を登った丘の上の清水寺、秋の紅葉が素晴らしい北の天満宮と青蓮院、金閣寺の庭園、由緒深い同志社大学の尹東柱、鄭芝溶の詩碑等、京都独特の美を巡る。京都の庭園を見た後には、最近京都の同志社大学に留学した李氏の講演‘京都と文学’がある。 最後の日程は大阪城だ。大阪といえばこれ抜きには語れない。大阪城は豊臣秀吉が日本を統一した後、三年に渡る大工事を経て、一五八六年にその姿を現した。その城を見学した後神戸に向かう。.
▶▶ 日本文学紀行 百倍楽しむ旅行 Tip = ロッテ観光が企画した‘この秋、李承信詩人と旅立つ感性文学紀行’は、青森:二泊三日(11月9日1回のみ)、京都、大阪:二泊三日(11月29日1回のみ)の二つの日程を選ぶことができる。
チョン・ギファン記者
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