連合ニュース 2011年 11月 24日
孫戸妍歌人八周忌行事開催
歌人の孫戸妍を偲ぶ八周忌行事“2011 孫戸妍の夜”が11月23日、弼雲洞の芸術空間 THE SOHOで開かれた。
孫戸妍短歌研究所が主催したこの日の行事には、孫歌人の長女である詩人の李承信氏をはじめ、ユ・インチョン前文化観光部長官、イマヌエル・ペストライシ教授等の文化界人士150余名が参席した。
ユ前長官は韓国語で、アメリカ人のペストライシ教授は英語で、日本人のタマオカヨシコ詩人は日本語でと三ヶ国語でそれぞれ孫戸妍・李承信の親子詩人の短歌と詩を朗読した。
また、歌人孫戸妍の短歌をテーマとして作曲したドイツから来た作曲家のカン・ウンス氏の演奏があり、シンガーソングライターのチュ・カヨル氏が短歌に曲をつけた歌の公演もあった。
三十一音節の一行詩である短歌は1400余年前に韓国から日本に伝えられた詩のジャンルであり、李承信詩人は東日本大震災の被害に霊感を受けて詠んだ短歌集『花だけの春などあろうはずもなし』を最近韓日両国語で出版して話題になりもした。